日記

学生のしょうもない記録

朝ごはんの大切さ 

僕は今、関西で一人暮らしをしているんですけど、その住んでいるアパート?マンション?がとても古くってですね。  たとえば、エレベーターの前にオーナーさんからの忠告の張り紙があって、そこに「あなたたちは、上下左右に連なる住宅に住んでいるということを胸に刻み、、、」とか「歩くときはかかとから着地してはいけません、走るなんて論外です。」とか書いてあって、初めて来たときはちょっと怖かったんですけど、今は普通に生活してます。  あとは、なんといってもユニットバス。蛇口の横についているレバーを右にするか左にするかで、水がシャワーから出るか蛇口から出るかが決まるというまあよくあるタイプのもので。まあ、お察しの通り、住んで1か月たった今でも、顔を洗おうとして蛇口のハンドルををひねった瞬間、頭上から不意打ちをくらって今流行りのコールドシャワーとやらを強制的にする日があります。厳しいって。

 

まあそんな風情のある家に住んでいるわけなのでもちろん駐輪場なんてないわけです。なのでみんな自転車をエントランスの思い思いの場所に置いているんですけど、今日の朝、事件がおきまして。

 

朝から大学の授業があるため、いつもどおり4階から、8人乗りと書いてありながら絶対に3人は肩車をしないと乗れないだろみたいなエレベーターに乗って1階に降りて、エントランス兼駐輪場につきました。するとなんとそこには、いつもの自転車たちに並んでバスタブがいました。もう一回言います、バスタブです。自転車、自転車、バスタブ、自転車。バイク、川崎、バイクに引けを取らない文字並び。 

それから、1度とまって考えました。

 

ーなぜおまえがここに。ー 

 

幸運にも、僕は今日は朝ごはんにゆで卵とフルグラを食べてきていたため頭の回転に使うエネルギーは十分。こんなところで、朝ごはんの大切さに気付くとは。 3秒考えた後出てきた答えは、1つ。

 

このアパートにはバスタブが移動手段である住人が存在する。

 

そこからは寝ても覚めてもバスタブ関連のことであたまがいっぱい。「バイトの面接で移動手段を書くときは、その他の欄に書くのだろうか」とか「うちの高校には高速道路を自転車で走ったとか自慢してきたやつがいたけど、そいつはこれを見てどう思うだろう」とか「この運転手が事故を起こしたときは、アクセルとブレーキを踏み間違えたとかいう言い訳は使えるのか」とか、ほんとに関西って未知数です。

 

ちなみにこのバスタブはユニットバスのものではありませんでした。